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12月8日(昭和16年)≪フィリピン航空撃滅戦≫≪真珠湾奇襲攻撃≫≪第25軍マレー半島上陸≫

12月8日(昭和16年)


≪フィリピン航空撃滅戦始まる(~13日)≫

日本はフィリピン攻略にあたり、まず在比米空軍を撃滅し制空権を手に入れようとした。

この任にあたったのが、塚原二四三中将指揮の第11航空艦隊である。

12月8日、台湾の高雄・台南両基地を出撃した一式陸攻81機、九六式陸攻27機、零戦90機がルソン島のクラークフィールド・イバ両基地を空襲。米軍機100機以上を地上・空中において撃破し、飛行場施設を破壊した。

比島航空戦は13日までの6日間実施され、在比米空軍約300機を撃滅し、その後の比島攻略戦を成功に導いた。日本側の損害は、陸攻1零戦12だけであった。


≪真珠湾奇襲攻撃≫

アメリカを相手に長期戦は不可能と考える連合艦隊司令長官山本五十六大将の強い信念のもと決行された。

11月26日、択捉島単冠湾を出撃した南雲忠一中将指揮の機動部隊(空母「赤城」・「加賀」・「蒼龍」・「飛龍」・「瑞鶴」・「翔鶴」中心)は、12月2日「ニイタカヤマノボレ1208」の暗号電報を受け取る。

12月8日未明、淵田美津男中佐指揮の第一次攻撃隊183機が出撃。
「全軍突撃せよ」の後に打たれた「トラトラトラ(我レ奇襲ニ成功セリ)」はあまりに有名である。

その後の第二次攻撃隊167機による攻撃も合わせて、米軍は戦艦4隻が沈没4隻が大中破し、航空機230機を失う。しかし、空母がたまたま不在で損害を受けなかったことが、後の戦局に大きな影響を及ぼす。日本側の損失は29機だけだった。

以上のように奇襲攻撃自体は大成功だったが、日本大使館の不手際により宣戦布告の通告が攻撃開始の約2時間後になってしまい、ルーズベルト大統領はこれを最大限にプロパガンダに利用する。

「リメンバー・パールハーバー」の声がアメリカ中に沸き起こることになる。

アメリカ国民の戦意喪失をも狙った山本長官の考えは、全く逆になってしまうのである。


≪第25軍マレー半島に上陸≫

日本が南方資源地帯を獲得するには、イギリスの東南アジアにおける拠点シンガポールをどうしても陥落させる必要があった。

しかし、シンガポール島は海側に向けては要塞化されていることから、日本はマレー半島を縦断しジョホール水道側から攻略することになる。

こうして12月8日、山下奉文中将指揮の第25軍がマレー半島に三地点から上陸する。
英領マレーのコタバルの侘美支隊(第18師団の一部)は敵前上陸となった。
この部隊は半島の東側からジョホールバルを目指すことになる。

タイ領のシンゴラ・パタニに上陸した第5師団は、半島の西側をジョホールバルを目指し南下した。
途中、ジットラ・ラインと呼ばれた要塞線を二日間で突破、カンパルやスリムでの英印軍の抵抗を排除し、1月11日には首都クアラルンプールを占領。

この後近衛師団も加わり、1月31日ジョホールバルに到った。
この間、1000キロ以上の道のりに200以上の河川に橋をかけ、100回余りの戦闘を行い、ついにシンガポールを目前にしたのである。

当初日本軍は3カ月以上はかかるとの目算であったが、上陸後55日目のことであった。




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