12月25日(昭和16年) 日本軍香港占領12月8日、香港攻略部隊第23軍(軍司令官酒井隆中将)旗下の第38師団(師団長佐野忠義中将)が英中国境を越え、九龍半島に侵攻を開始。日本側は当初英軍の強力な抵抗を想定していたが、英軍は予想に反して早々に香港島へ撤退、13日には半島を制圧した。14日からは香港島砲撃を開始。18日に上陸作戦が行われ、1週間激戦が展開されるも、25日英軍は無条件降伏。...
12月23日(昭和16年) 日本軍ウエーク島占領12月11日の上陸作戦は駆逐艦2隻を失って失敗に終わり、その後ハワイから帰投中の2航戦による空中援護や重巡4隻の増強を受け攻略再興。22日哨戒艇を乗り上げてのようやくの上陸、その後も守備隊の抵抗に苦戦に陥るも23日ようやく同島を占領。...
12月19日(昭和19年) 空母「雲龍」沈没雲龍型空母は戦時建造計画で誕生した空母で、建造を急ぐため「飛龍」の図面に若干の修正を加えた改飛龍型とも呼べる空母であった。戦時中に完成した数少ない正規空母で、その一番艦である「雲龍」は19年8月に完成したものの、レイテ沖海戦にも参加せず、初任務はマニラへの緊急輸送だった。しかしその途中19日午後5時頃、東シナ海において米潜「レッドフィッシュ」の雷撃を受け...
12月13日(昭和16年) 日本軍グアム島占領12月13日、歩兵第144連隊中心の南海支隊(支隊長堀井富太郎少将)が上陸。同島には、マクミラン海軍大佐が総督と守備隊長を兼任し600名あまりが守備していたが、大した抵抗は受けず同日午前中には占領を完了する。...
12月10日(昭和16年)マレー沖海戦12月8日、日本軍のマレー半島上陸の報を受け、英東洋艦隊司令官フィリップス中将指揮の戦艦「プリンス・オブ・ウエールズ」・「レパルス」と駆逐艦4隻がシンガポールを出撃。10日この部隊に対して、サイゴン(現ホーチミン)周辺に展開していた元山・美幌・鹿屋の各航空隊から、九六式陸攻・一式陸攻計86機が出撃。午後12時45分から約2時間にわたり三波にわたる攻撃を実施。2...